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最新号 8月の奈労連新聞

だれがどこで決めるの 最低賃金額667円では生活できない【1面】

奈良地方最低賃金審議会の様子

最低賃金額を決定する審議が山場を迎えている。10月改定を前に7月24日の審議開催に続き、8月8日の専門部会、20日には審議会での意見陳述会が開かれる。その意見陳述会で奈労連が推薦する23歳の青年が意見陳述する。奈良県の最低賃金額は667円。近畿圏内の最低賃金額の格差や貧困の格差に関わる重要な問題だけに、労働局の広報活動や、審議会のあり方のも厳しく問われている。

「賃金のセーフティネット、生活実態、生活保護考慮を」奈労連と連合奈良が申立て

審議会を傍聴する奈労連
ならコープ労組、同パート労組、医労連、一般労組らが参加

7月22日、奈労連、連合奈良はそれぞれ意見書を最低賃金審議会に提出。

奈労連も連合奈良もともに具体的水準を「高卒初任給の時間換算額、一般労働者の賃金水準等に対する水準に達するように大幅引き上げを」「人材確保の観点からも近隣府県状況を十分視野に入れたもの」にと同根拠で強調。奈労連は加えて「政府・自治体は金融・技術・人材確保等で中小企業支援を抜本的に強化することが必要」と強調、個人請願署名を提出し大幅改善を求めている。

大和郡山市の公的病院として存続・拡充を! 健保労組奈良支部が県医労連加盟【1面】

社会保険病院は保有者である社保庁が解体していく中で、今後どのようになるか未確定。そんな中、県医労連が準備している病院を守る組織(守る会)で一緒に病院を守ろうと加盟。「公的病院として存続・拡充を!」と訴えている。

写真は健保労組のみなさんと県医労連や真崎書記長(左)

「もっと働きやすい職場に」正規と非正規は手を携えて 【2面】

労働条件の低下、労働者の使い捨てサービスや安全性を低下させ、労働者を努力によって報われる事のない無気力に陥れる。求められるのは正規と非正規の連携であり、雇用の安定を第一に。

写真は県医労連のみなさん・交流会

ネットで仕事を探す 青年派遣社員は訴える【2面】

スタッフそれぞれに振られた専用サイトから仕事の予約を入れる。現在から1週間の日程が示されるので、仕事を入れたい日を予約登録する。しかし、ここで指定した通りの仕事が入って来る事はほとんどない。

こうした経験を多くの青年がしている。その実態に何を考えるのか。ご意見を。また、読者から労働実態の訴えも送って下さい。

どうやったら労働組合に入れるの? 奈労連一般労組 総会を開催【2面】

7月12日、春日野荘で総会を開催。初めて組合に加入し、解雇撤回をさせた人、働き続ける不安から組合に加入した人など30数名が参加した。
藤垣副委員長が、挨拶で仲間がいること、しっかり労働法も勉強する事が大事、権利を知らないのでは労働者とはいえないと指摘。
井ノ尾事務局長はこの間一般労組に数年で加入手続きをした人は約300名にもなると報告。

力を合わせて解決しよう 奈良青年ユニオンへ【2面】

青年の相談から加入が増えつつある、加入すれば青年ユニオンとして交流し、お互いに激励し合える仲間にすると提案した。参加した田中幸代(ペンネーム)は「団交とは労働者にとってかなり強い権利なんだなぁと実感権利を主張する事も大事な事だということもわかった。」という。加入の条件は組合費を納め、加入用紙で手続きすればよい。一度事務所を訪問してみよう。

1000名の組合めざす 8月25日(国会開会日)は抗議の座り込み【3面】

委員長に奥田由美さん
第11回市民生協ならコープパート労組定期大会

奈良自治労連委員長に長谷川隆士さん(新)
書記長に山本雅一さん(新)
第10回定期大会
(7/19エルトピア奈良)

貧困と格差をなくせ、憲法を職場とくらしに

第21回奈労連定期大会

日 時:9月20日(土) 9時30分〜

場 所:エルトピア奈良(奈良市)

活発な討議で大会方針の決定を各労組・地域組織は代議員選出と傍聴参加を。

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