最新号 10月の奈労連新聞
希望ある21世紀 なくせ「貧困・格差」【1面】
奈労連第22回定期大会は9月19日、エルトピア奈良で開催された。代議員、役員、関係者ら130名が参加。
新議長に井ノ尾寛利氏
方針を提起した井ノ尾事務局長は「いのち」「仕事(雇用も賃金も)」「平和」この三つの課題を示した。それぞれの職場と地域で取り組むこと。命を脅かす相手、仕事を奪うもの、平和を破壊する勢力は何か、討議で見極め、団結を強め、仲間の連帯を広げることだ」と強調した。
新役員に、井ノ尾議長、竹末事務局長らを選出した。
若者の力生かせ 大会の討議活発に【2面】
医労連 高橋 博・代議員
奈良社会保険病院の存続問題は、政権交代で大きく変化しようとしている。命を守れと共同の取り組みの成果だ。
健生会労組 鈴木允征光・代議員
奈良青年革新懇として仕事実態調査を進めている。奈良での全国交流・青年分散会を成功させよう。
ならコープ労組 坂本 淳・代議員
出向させたうえ、転籍提案をするとの説明会、こんなやり方に出向者は納得できない。廃止を求めてたたかっている。
国公共闘 山本 進・代議員
総人件費削減で、業務量に見合った職員が配置されていない。多忙で心身を病む人が出ている。改善を求めて闘う。
交渉で解決 未払い賃金支払い 解雇撤回【3面】
職場復帰・和解など22件 裁判継続中は3件
医大・KACの不当労働行為を許さない −決起集会− 鈴木淳子さんが訴え【3面】
この3月に5年間働いている会社から「会社が変わる」ということを聞かされた。それに伴い、条件が悪くなることも聞かされた。4月までに返事をしないと移籍はできないと一方的な説明だった。
「今の会社のパートとして出向という形で残れないのですか」というと、「それは無理。今の現場空いていないので自宅待機してもらわないと、それに交通費の問題で無理やね」ということだった。条件を呑まなければ首という一方的な考えに納得いかず、(自治労連)組合加入した。そして交渉の場へ。
しかし進展がなく、3月31日、本社の人が来られ、「明日からこの場所では働けません、荷物をすぐまとめて下さい」と冷たい口調で言われた。職場から早く追い出そうとする態度に情けないやら、また腹立たしくて、今思い出しても悔しさでいっぱい。
自治労連近畿の大会、奈労連定期大会でも訴え、組合の支えがあってここまできた。大会では私と同じ立場の人の話を聞きみんなそれぞれ頑張っていると思い、一層力が湧いてきた。ご支援をお願いします。(9.26支援する会での訴えから)
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