最新号 4月の奈労連新聞
森精機ついに本工切り ”退職者強要しない”と会社が回答【1面】
(株)森精機製作所奈良事業所(大和郡山市・中田拓所長)が奈労連に対して「現状の限りでは再度退職の募集などの施策は予定していません。(3月5日付け)」と文書で回答してきた。これは、奈労連一般労組が「2月26日に退職の強要や応じないものに労働条件の変更を強制しないように」と文書で申し入れていたことへの返書。奈労連一般労組として組合員からの文書申し入れも初めてだが、事業所長の文書回答も最初だ。
長浜キャノンは雇用も人権も守れ 3月12日早朝門前宣言【1面】
11日夜に全労連近畿ブロックが雇用守れと闘う滋賀・一般労組組合員を激励。12日6時起床で長浜キャノン門前宣伝にかけつけた。川辺和宏議長をはじめ奈労連建交労梅林光生委員長らが訴えた。門前にはじめて同社課長が出て、解雇撤回、期間工雇い止め撤回を求める要求書を受け取った。
”賃上げと雇用改善で景気回復を”と訴え トラック・自動車パレードに【2面】
近物レックスの大型トラックなどが大和郡山市から奈良市を走る
2010春闘 職場激励訪問27職場に【2面】
奈良地方気象台・全気象のみなさんへ手渡す山崎副議長(左)
VGCL労働総連合幹部と交流 はじめての奈良、強い感動【3面】
3月28日、29日、ベトナム総連合(VGCL)代表団が来日、全労連とは定期協議を続けており、4月1日の全労連との交流を前に奈良県内の史跡めぐり、県庁では福田将人商工労働部長と懇談を行った。また、29日には全労働近畿ブロック川辺和宏議長、奈労連井ノ尾寛利議長、竹末和美事務局長らと交流した。
労働相談センターだより 3月【3面】
3月の相談件数は、ホットライン(3月1日から3日間、13件、内-香芝1件、郡山1件)含め35件。 内訳は、「解雇・退職勧奨」(雇い止め含む)が12件、「賃金・残業等未払」が9件、「組合結成・加入」が5件、「労働時間・休暇」が4件、「セクハラ・いじめ」と「労災・職業病」が各3件、「労働条件切り下げ」が1件など。
粘り強い追求
昨年11月15日、近鉄八木駅前で「なんでも相談」を行った際、山口(仮名)さんが相談。彼は、食品会社の警備で契約社員として2年働いてきたが、この間、有給休暇の請求等をした事によってか、一方的に雇い止め、解雇された。相談の上、奈労連一般労組に加入して、会社に雇い止め撤回、職場復帰を求め、交渉を続けてきた。粘り強い交渉の結果、本年3月、期間満了による退職、金銭和解を図った。
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