・不当解雇とたたかう：日本航空の労働者
・寺間誠治さん（全労連政策総合局長）
・吉井清文さん（関西勤労者教育協会会長）

内政、外交ともに早くも行き詰まりを見せている菅内閣。「政治とカネ」に毅然とできず「企業献金」も容認。「大企業、金持ち減税」かたや「庶民大増税」への年明けとなった。アメリカとの軍事同盟にしばられ、沖縄の民意も無視できず、沖縄普天間米軍基地移設には動きが取れない。日本全体の問題であり、21世紀の東アジアに突きつけれらた課題だ。くらしと平和をめぐって政局は緊迫し、どんどん揺れ動く情勢にもある。日本は沈没するのではないかとさえ言われ、「その前に、私のくらしが立ち行かなくなる」と不安が広がる。ちょっとの貯金では安心できないのだ。子育て、教育、就職、病気、介護の家族、賃金が下がり負担が増える。「ねんきん特別便」の予定支給額を見てはガクッと来た人もいるだろう。「いつまでもローン人生」「宝くじでも当たっていればなあ」、これが多くの人々の願いではなかろうか。夢うつつ、新年早々、暗い話をむしかえさなくてもとの思いをいだきつつも、一体こんな社会に誰がしたのかと。しかし、黙って流れるままにはしておけないのだ。「ひとりぼっちの泣き寝入りはやめよう」「人間としてのほこり、生き、働くために、切実な要求と怒りの結集こそが力だ」と。そう思いませんか。