最新号 9月の奈労連新聞
中国人研修生に残業代支払う 賃金の改善も相談してよかった【1面】
成果を上げ喜びの中国人4人
いずれも40歳前の元気な仲間。
中国人研修・実習生4人に未払い賃金が支払われた。奈労連が会社と交渉した結果だが、それまで労働行政機関、生活相談にかかわる事務所にも相談していた。研修生時代の賃金は月額6万円、それでも残業がある。日本人労働者と現場では全く同じ仕事だ。
3年経過し、帰国前には実習生、それでも支払い明細は奈良県の最低賃金額そのものだ。奈労連との交渉で会社は1時間300円の時間を是正、最低賃金額を少しだけ上回る時間単位の25%増しにして残業代を修正、全額未払い分を支払った。中国人研修・実習生4人が訴えていた問題は解決。8月26日大阪南港から各府県に来ていた実習生とともに中国に帰国途中、船上から奈労連事務局にケイタイ電話から「ありがとう」の声が届いた。
主張 秋のたたかい、要求実現へ全員集合だ【1面】
韓進重工業の整理解雇撤回のたたかい、大きく報道 【1面】
たたかいを伝える地元ソウルの新聞(8月29日付)
8月26日、ソウル市内で韓進重工業の整理解雇撤回のたたかいを支援する集会が開催された。
労働者・学生の参加者は集会のあと、チョンゲチョン清渓川に沿って、デモに移った。多くの支援や取り組みはアピール性があり、社会問題化している。
死の灰を次々とつくり出す原発に怒り 新たに知った大きな事故・福島原発【2面】
8月4日、奈良革新懇が呼びかけ福井原発の現地調査ツアーを行い、71人が参加。高速増殖炉もんじゅの見学、反対運動を進めてきた明通寺住職中嶌哲演さんと福井の佐藤正雄県議の話を聞いた。
敦賀原発「もんじゅ」発電所などを見学(8月4日・福井県)
核兵器廃絶の願いを胸に世界大会に奈良から参加した
代表団体大会会場で(長崎市)
韓国訪問 源進労働環境健康研究所とグリーン病院(ソウル市)【3面】
1988年、韓国の源進(ウォンジン)レーヨンで、1000人規模の 二硫化炭素中毒の患者が発生し、約100人が亡くなった。 この闘争は10年間続き、国内最大規模の職業病として社会問題となり、 労働安全衛生問題についての認識を拡げる結果となった。 病院は、ソウル市内でじん肺の検査ができる二つの施設のうちの一つ。 病床数は400、韓国では看護師が少ないため、付き添いと家族で看ている。 病院が出来て8年、医師、看護師の勤務条件はいい方だが、最近は院長と志を 同じくする人たちは減って、職場としてのみとらえる向きがあると少しさみしそうな表情だった。
研究所の説明を聞き、懇談する。
グリーン病院ヤン院長(左)から
記念品を受けとる永松副センター長
最賃審議会・奈良2円の引き上げ答申 【3面】
今回の引き上げ結果でこんなに格差がうまれた。
大阪786円 京都751円 三重717円 奈良693円
(時間給)
町から 村から 職場から 【4面】
第22回定期大会(大和郡山市・7月29日)
第14回定期(あすなろ苑・7月31日)
その他記事一覧
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- 辻忠の健康講座(2面)
- 奈労連を代表して意見を陳述(3面)
- 奈良県労働委員会の再生を(3面)
- 労働相談センターだより 8月 (3面)
- 交流のひろば(4面)
- この人紹介(4面)
- おたのしみプレゼントつきクイズ(4面)
- 短信(4面)
- 事務局だより(4面)
お知らせ・行事予定
9月の行事予定
2日:国民大運動総会
6日:全労連近畿ブロック 関電本社包囲9・9総行動
中之島公園・女神像前 ※13:30〜15:00
9日:関電近畿行動
11日:自治労連大会
24日:奈労連定期大会
25日:奈良の高齢者の集い
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