パネル交流は、奈良新聞労組和田達生執行委員の進行、自交なら合同労組林克己委員長、奈良自治労連中村篤子書記長、一般労組マロン支部野村良幸さん、用務員支部木口勝さんが報告。助言は谷山義博さん（働く者の命と健康を守る奈良県センター事務局長）、日巻直映さん。

１月26日、「勝ち取ろう、賃金、雇用、暮らしの改善」「目に見え耳に聞こえ、国民に響く春闘に」「このまちを、職場を元気に」と県春闘共闘会議と奈労連が呼びかけた交流のつどいに110名が参加。会議挨拶で奈労連井ノ尾議長は「だれにもある不平・不満・愚痴。しかし、そのままでは力にならない。要求にし、たたかうのが春闘だ」と挨拶をした。講演で日巻直映さんは「均等待遇、正社員登用の実現を勝ち取ってきた。正社員になった時の家族の喜び、13春闘では8000名近くの声をアンケートとして集めた。組織の統一は要求実現への力をさらに発揮することになる」と強調した。

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1月16日、全労連近畿ブロックは「福島第1原発事故から2年、原子力発電所の廃止とエネルギー事業の転換を求める要請書」を関西電力本社にて提出。しかし関電担当者は「安全性、環境性、経済性からみて原発の廃止は考えていない」と前回の交渉時と同じ文言に終始した。活断層については「我々の調査では、活断層ではないと考えている」「結果として昨年夏の電力が足りたとはいえ、大飯原発なしには供給できない」「火力での燃料費がかかるので料金値上げは財政状況がきびしいこと理解してほしい」などの回答を行った。

こんなに違う最賃額

• 伊賀市は724円
• 木津川を北に越えれば　時間額は+60円にも
• 京都は759円
• 生駒トンネル西の大阪は800円、生駒市は600円
• 奈良の最低賃金は699円　⇒　1000円に引き上げを！

若手もベテランも正規も非正規もぜひ一緒に学ぼう。学んだことを活かし春闘いに勝利しよう。
第1回は「なぜ労働組合をつくるのか」2月9日、第2回「資本主義と搾取の取組み」2月23日、第3回「要求をみんなのものに」3月9日など。昼食付きの学習だ。