経済界の春闘方針発表
最新号 1月の奈労連新聞
「まさかの戦争法発動」ではすまない 新春・元気に反撃【1面】
元気いっぱい、要求実現で力を合わせようと意思統一。代表委員に井ノ尾寛利(奈労連議長)、谷村隆城(奈良新聞労組委員長)、松本俊一(ならコープ労組委員長)、松井秀樹(奈良県国公共闘)、藤並徹(奈教組委員長)、松村良治(奈良自治労連委員長)を選出。(県教育会館、12月16日)
大きな共同で「安倍政治の暴走」にストップを
すべての労働者の賃上げ、雇用の安定を
ー奈良県春闘共闘会議総会(12月16日)ー
井ノ尾代表委員(奈労連議長)が「賃金も雇用も、そして、戦争法の悪法発動をやめさせることに共同を思い切って広げることで情勢を切り開き、歴史的な春闘にしよう」と挨拶。
竹末和美事務局長が情勢報告とともに、「春闘の基本姿勢」の強調、「たたかいの課題」を提起した。
あなたの参加で獲得
ーならコープ 春闘妥結ー
総会参加者は秋のたたかい状況を報告。ならコープ労組は「団体交渉の内容をニュースで全員に知らせ投票で妥結決定した」ことなどが明らかにされた。
争議でたたかう組合員からは、未払い賃金、社会保険未加入問題の解決を、解雇撤回で交渉継続中であると訴えた。
主張 【1面】
年金額の削減に怒り、訴訟へ発展 年金支給日行動【1面】
年金裁判は原告4000人に 奈良は30人が訴訟
12月15日、奈良県年金者組合の行動。近鉄奈良駅前で座り込み抗議・削減反対署名に取り組んだ。
奈良学園で何が起こっているのか【2面】
奈良市登美ケ丘にあるキャンパス。ここには奈良学園の理事会本部と幼稚園、小学校、短期大学、大学が入っている。他に三郷町に大学、大和郡山市と大和高田市には高校、大和郡山市には中学、大和高田市には幼稚園がある。
奈労連一般労組奈良学園大学支部
□整理解雇をほのめかして暴言・脅迫
現代社会学部設置申請取り下げのわずか3か月後、既存2学部および研究所所属の教員全員をを集め、当時の奈良学園法人事務局長(元生駒高校校長・廣田英樹)が、何の理由説明もなく、整理解雇をほのめかしながら、全員自己都合退職しか道はない、と脅迫した。廣田氏は「警備員でなら雇ってやる」というような暴言で出席教員を恫喝した。2014年2月、奈良学園大学教職員組合が結成され、翌月には団体交渉を行い、理事会の解雇方針に強く抗議し、撤回を求めるとともに、現代社会学部設置失敗の理事会責任を追及し、団体交渉を継続させた。しかし、今日まで理事会は、解雇を回避する努力を一切行っていない。
□整理解雇をほのめかして暴言・脅迫
2015年4月には、活動を強化していくために奈労連一般労組に加入し、奈良学園大学支部となった。 雇用問題については、これからだが、交渉は継続する。組合結成から2年ちかく活動を続けたことにより、理事会の暴走に一定の歯止めをかけることができた。川本正知支部委員長は「さまざまな手段を講じて雇用の継続を求め、学校法人奈良学園理事会の専断経営を糺し、奈良学園大学を教職員が働きやすい、よりよい職場にしていく努力を続けていきたい」と決意し、支援を呼びかけている。
活発だった自治体訪問 首長・議会議長からも期待が【2面】
第24回自治体キャラバン
大和郡山市に公契約条例
ー平成27年4月1日実施ー
実行委員会に対し、市が発注する事業について「請負や業務委託等に従事する労働者の適正な労働条件の確保」「そのことにより質の向上に寄与する」と回答。大和郡山市は、全部課から文書回答がされた。
法を守るべき県庁で賃金不払い! 投書【3面】
奈良県庁は残業が続く。写真は21時ごろの県庁(奈良市登大路町)。深夜まで電灯が消えない日は多い。「正当な残業代金が出ていない」という訴えがある。
「私たちを助けてください」「本当にもう限界なんです・・・」
10月初め、「私は先日本気で自殺しようと思いました」と県庁職員の長時間残業の実態をA4用紙3枚にびっしり書き綴った匿名の投書が届いた。
投書を見た井ノ尾議長と竹末事務局長ははその足で奈良県雇用労政課に口頭で申し入れたところ、「内容に嘘はない」と総務部人事課へ取り次いでくれた。人事課に投書の概要を示し、実態調査と緊急の対応を求めた。あわせて、奈労連と「いの健奈良センター」は投書の切実さを重視し、あらためて文書で申し入れを行い、12月4日に県人事課との懇談が実現した。 懇談の冒頭、申し入れ後の県の対応を質したのに対し、当該部署も含めて在庁状況を調査したところ、実際に職員が残っている実態がある。匿名のためどの部署とは確認できないが、ここと思われる部署の長に投書や残業の実態を突き付けて業務の見直しを指導した。その結果、多少なりとも改善され雰囲気も以前と比較するとよくなったのではないかと回答があった。
「ノー残業ディ」は「ノー残業代ディ」
投書には、7〜8月はノー残業デイ月間でいくら残業しても手当はゼロ、他の月では30時間までしか出ないとある。厚労省は明確に「時間管理は雇用者の責任」としている。個々の申請がなくとも支払いの義務がある。これをきちんと果たすことが重要だとの問いかけに対しては、水曜と金曜は定時退庁日として、水曜には組合と当局で見回り、残業命令なしに仕事をしている部署の所属長には注意をしている。30時間をオーバーしても協議のうえ支払ってはいるとの回答があった。私たち奈労連などは、良い行政を続けるためにはそれを執行する職員が安心・安全に働ける職場が何より大切だと考える。そうした視点から業務の見直しと職員の健康保持のための対策を切に要望する。これを機にお互い知恵を出し合う懇談の場を継続して持つことを要望するとして懇談を終えた。
戦争法廃止の署名2000万人を達成する行動 建交労奈良【4面】
12月10日、JR奈良駅前。横断幕を掲げ、ハンドマイクによる呼び掛け。
国労の仲間も参加し、10人が参加、1時間の行動で17筆の署名が集まった。”月1回の行動を”と決意。(永井弘之)
ー春闘の展開ー 【4面】
1月 |
6日 | 新春宣伝 JR奈良・12時〜13時 |
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13日 | 旗開き | |
19日 | 経済界の春闘方針発表 | |
26日 | 中央決起集会 | |
2月 |
要求のまとめと提出 | |
22日〜26日 | 宣伝・訪問ゾーン | |
3月 |
9日 | 中央行動 |
11日 | 重税反対行動 | |
12日 | 原発ゼロ行動、JR奈良駅前 | |
16日 | 回答指定日 | |
17日 | 統一行動 |
火災共済、自動車共済加入を 【4面】
奈良県労働組合共済会総会を開く
(県教育会館・12月3日)
全労連共済の高地守男常務理事が来賓あいさつ。理事長に井ノ尾寛利、専務理事に板谷義彦を選出(いずれも再)
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お知らせ・行事予定
1月の行動予定
6日(水): | 全国一斉宣伝 12時〜JR奈良駅前 |
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13日(水): | 春闘共闘旗開き |
20日(水): | 春闘共闘常任理事会 |
裁判・労働委員会等
8日: | 丸和不動産解雇裁判 |
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25日: | 栗原製作所 今西裁判 |
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