最新号 11月の奈労連新聞
年金さげるな、国保の保険料は高すぎる【1面】
人間らしく生きるため、行動しよう・手をつなごう
「秋の大運動・世直しキャラバン」全市町村を訪問
軍事費を削ってくらしと福祉・教育の充実を国民大運動奈良県実行委員会は「戦争する国づくりはごめんだ、暮らし、地域経済、年金や医療、社会保障を守れ」を掲げ、第25回自治体キャラバンを出発させた。
年金引下げは憲法25条違反だ
奈良県年金者組合が「年金裁判」への支援を訴え、座り込み行動。「年金を下げる安倍政権は許せない。ゆとりある高齢期を」と訴えた。
まともな賃金が必要 【1面】
ディーセントワーク宣伝を継続 -近鉄筒井駅-
大和郡山・近鉄筒井駅前にて
近鉄筒井駅は大和郡山昭和工業団地に通勤する玄関口駅の一つ。
「乗降客のビラの受け取りがものすごくよくなってきた。宣伝日ごとに声を掛ける通勤者も出てきた。短時間でも参加できる仲間を増やしたい。」
「今こそ人間らしく働き、人間らしく生きるために、自分たちから行動しよう、連帯しよう」と、ディーセント宣伝が続く。
ディーセント・ワークとは
「働きがいのある人間らしい仕事」のこと。ILOはすべての人にディーセント・ワークの実現をめざして活動を展開している。この言葉は1999年の第89回ILO総会に提出されたフアン・ソマビア事務局長の報告において用いられたもの。ILOの活動の主目標と位置づけられた。
次回の宣伝は、11月15日(火) 17時15分〜18時
※短時間でもご参加を。大和郡山・近鉄筒井駅前
主張 【1面】
子どもの減少をくい止め、地域に希望を 【2面】
県南自治体で懇談 〜第25回自治体キャラバン〜
25年連続して訪問活動を続ける奈良県自治体キャラバン行動が始まった。
下北山村議会の山本敏議長は訪問団に「25回を続けてきたこと、それだけ良き組織になっていること。敬意を表したい。」と激励。
学校の存続に向けて奮闘、今年4名の小学校入学への努力、山間僻地と言われる中で、いかに豊かさを見つけ、定住や帰郷につなげられるか、理事会・議会の悩みも深いものがある。
首都東京や都市部への国の施策、格差の波はあまりにも大きすぎる。政治の責任が問われている。
十津川村での懇談(10月18日)
下北山村での懇談(10月19日)
野迫川村役場での懇談(10月18日)
川上村・松村悦治副村長と(懇談を終えて役場前で。塩谷村会議員も参加)
沖縄との連帯・平和を守ること、整理解雇とのたたかいも 【2面】
第29回奈労連定期大会発言A
医労連: | 高江ヘリパッド建設反対運動を強めよう。 |
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10月の統一行動に奈良からも沖縄へ行く。 | |
奈労連: | 奈労連の看板を見て、相談するのがきっかけになった。 |
組合へ加入して過重労働がなくなった。社長も理解してくれるようになった。 | |
自校総連: | 組織拡大こそ力になる。まともな組合がないと仕事もうまくいかなくなる。 |
「感想意見」
◆大会の討論は、ある程度の人数に声をかけてもらいたい。全産業別組織からの発言があるべき。(橘省二)
◆大会議案の「実績」の表現は、明確に数字で示されたほうが良いのではと思う。(西岡知宏)
閉会挨拶を述べる松村良治副議長「組合の価値を再認識する大会となった」
奈良学園大学支部の西川さんは「大学の理不尽な整理解雇とのたたかいに支援を」と訴えた
外国人労働者の相談が増加【3面】
奈労連での労働相談事例
中央がウイリアンさん、左は井ノ尾議長、右は板谷相談員。
橿原市の会社の前で、「合意書」が結ばれた後の記念に撮影。
「介護士の資格を取りたい ただ働きで時間もない」
インドネシア人のナオジーさん(仮名)は実習生として介護士の資格を取るため県内の介護施設で働いていた。日本語で資格を取るには、実習と勉強時間を確保しないと達成できない。
時間外労働の賃金保障が無い。休日にも働かされるが、ボランティアと言われ賃金が出ない。話を聞いてもらえず、奈労連へ訴え。結果として他府県の病院施設で実習生として再雇用されることになった。
「ブラジル人労働者の正規化へ道開く」
ウイリアンさんは契約社員であり正規職とはなっていない。結婚を機に奈労連に相談し、正規職になることを希望、様々な疑問を繰り返し提起し、解決へと労使交渉を重ねて来た。正規化への道について会社の理解も進んだ。
奈労連は「まずは相談を」と呼びかけている。
要求なくして賃上げなし 【3面】
学習と全員参加で勝ち取ろう
東邦工機の食堂で開催(大和郡山市)
JMIU東邦工機定期大会
松本俊一副議長が「ならコープでは、ある運送会社から職員の引き抜きがあり、そのため人員不足となった。働き続けるためには、賃金改善が求められている。組合に集結し、生活を守るためにともにがんばりましょう」と激励した。
この人紹介 【4面】
憲法守れ・キャラバン出発集会でさわやかに挨拶
つなぎ結ぶママの会・奈良
福田美保さん
「子どものためにも、私たちがこれからも安心して暮らすことのできる社会が求められています。そんな社会を力を合わせて作りましょう。」と訴えた。
「きりっとして、頼りがいのある素敵なお母さん」2人の小学生を持つママさんだ。
その他記事一覧
- 許しがたい大学の整理解雇の方針(1面)
- やすらぎの道(1面)
- 駐車料金が控除に(2面)
- 労働情報(2面)
- 辻忠の健康講座(2面)
- それはどこにI(3面)
- ランチタイム(3面)
- 西谷敏・大阪市立大学名誉教授による講演(4面)
- 交流のひろば(4面)
- 町から 村から 職場から(4面)
- おたのしみプレゼントつきクイズ(4面)
- 事務局だより(4面)
- ダンディ今井の音楽あれこれ(4面)
お知らせ・行事予定
11月の行動予定
1日(火): | 共同センター会議 県民集会 |
---|---|
5日(土): | 国労大会 |
10日(木): | 過労死シンポ |
17日(木): | 常任幹事会 |
23日(水)〜24日(木): | 全労連春闘討論集会 |
24日(木): | 小林明吉さんをしのぶ会(リガーレ春日野) |
29日(火): | 幹事会 |
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