要求実現・市民が政治変える時代に

県春闘共闘「新春の集い」1月28日

奈良県春闘共闘会議は、奈良県教育会館で新春の集いを開催、70人が参加した。

松本俊一代表委員＜奈労連議長＞は「労働組合の出番。大きな力をはねかえしていく上で、組合産別、地域の労働者の力を結集すること。ピンチをチャンスに変え、安倍強権政治から民主主義を回復するたたかいである」と主催挨拶。

全労連・小田川義和議長は講演で「たたかって変化を起こすときだ」と激励。奈教組・吉本憲司委員長や自治労連・中村篤子書記長ら各労組代表が決意表明。奈良学園大学教組の川本正知委員長、福祉保育労組の飯田憲子さんが解雇撤回争議への支援を訴えた。

竹末和美事務局長が行動提起。3000万署名へ宣伝カー運行、春闘総決起へ地域総行動を展開、2月末までに要求書を提出しようと呼びかけた。

住民要求掲げ大和高田市民協が対市交渉

国民大運動実行委員会 ＜その3＞

「水つき問題の早期解消を」「国保料を下げる絶好のチャンス」切実な要求が次々

大和高田市民協が対市交渉を行った。各要望項目にそって市側の説明と意見交換が行われた。台風や長雨による被害に関し市民から「水つき問題」の早期解消の強い訴えがあった。

国保の問題では「国保料が高すぎる。県単位化を機に国保は安くできる。取りすぎた保険料による繰越や積立は国保料を安くするために活用してほしい」と要請。また、要望書の内容に基づき、市民らが担当課と意見を交換した。

「戦争は嫌ということに右も左もない」　中南和地域平和のつどいへの「後援」復活を訴える

平和の問題では、中南和地域平和のつどい(8月開催)の後援を市と教育委員会が「中立性」を理由に取りやめたことについて、市民から「昨年のつどいで会場に置かれた赤紙の文章が『中立性』をかいていたと電話で説明されたが、戦争が嫌と言うことに右も左もないと思う」など意見が出された。

- 日本ベトナム友好協会奈良支部 - 1月12日から16日

奈良蟻の会の団員含めて36人の代表団がハノイとフエを訪問。現地の友好団体が企画、調整し、全日程について案内をしてくれた。ハノイの戦争博物館の見学、フエの故宮や旧跡の見学も行われた。

第26回奈良労働共済総会を開催　1月22日

新理事長に松本俊一氏(奈労連議長・ならコープ労組委員長)を選出。専務理事に板谷義彦氏を再選

奈良学園大学・西川彭理事長が証人として尋問受ける -県労働委員会-

1月29日、西川理事長は労働委員会の証人として証言した。労使交渉で「整理解雇、人員削減の必要性を強調しながら、その人員削減に向けての必要性がどう判断されたのか、解雇を回避するための努力がどうされたのか、組合員の継続雇用を拒否することが前提ではなかったのか」が証人尋問の焦点となった。

引き続き、労働委員会尋問や裁判での争点になる。

組合側の弁護団や奈労連は厳しく指摘

組合の弁護団は、奈良学園大学の8人雇用には、�@解雇回避措置が尽くされていないこと、�A人員基準の設定および運用においての合理性が認められないこと、�B労働組合との協議が尽くされていない中での学園の都合による期限がきたとする解雇、�C学園から奈労連の組合員排除を推し進めたものだと指摘。

4月は新学年を迎える重要な時期にあり、建設的、前進的な解決へ努力が求められる。引き続き労働委員会、裁判の傍聴や支援活動への参加を呼び掛けている。

2月14日に争議支援の集いを開く。