奈良県の労働相談は奈労連へ 困ったときにはすぐお電話を!

最新号 11月の奈労連新聞

8時間働けば普通に人間らしく暮らせる社会を 【1面】

労働法改悪やモノ言えない国づくりに進ませない

第31回奈労連定期大会(10月21日・奈良県教育会館)

松本俊一議長は冒頭のあいさつで「安倍9条改憲を阻止するため、引き続き3000万署名『憲法守れ』の運動を強めること、労働法改悪やモノ言えない国づくりに進ませない、労働組合、組合員の力を結集し、組織の拡大、新たな前進を勝ち取ろう」と強調した。

竹末和美事務局長は全権自治体キャラバン成功させ、「社会保障闘争」を強め、「8時間働けば、普通に人間らしく暮らせる社会をつくる」ために職場から取り組みを進めようと当面する方針を提案。

不当解雇撤回へ全力

藤垣全弘常任幹事が不当解雇とたたかう仲間を紹介。

奈良学園大学教職員組合の川本委員長が決意表明。保育士の不当解雇撤回裁判での和解協議など「争議解決」に向けた取り組みが紹介された。そして、来春の一斉地方選挙、参議院選挙、総選挙でたたかうことを確認した。

争議支援の訴えをする奈良学園大学教職員組合 委員長・川本 正知(左)

主張 【1面】

主張

年金、医療、教育を守れ 【1面】

住民の切実な願いを全県下の自治体へ

県庁前に向かうデモ行進。(近鉄奈良駅前)

10.15 全県自治体キャラバン出発 昼休み集会

自治体訪問がスタート。

出発集会では井ノ尾寛利実行委員長は「沖縄だけではない。多くの人たちが政治の変化を求めて声を上げ始めている。

共同の力により地域を変えようとしている。」と主催者挨拶。

一方的高校再編の強行は許さない 【2面】

奈教祖・吉本委員長が訴え

10.15自治体キャラバン出発式 昼休み集会で訴える吉本委員長

奈教組・吉本憲司委員長は「高校再編、縮小はあまりにも生徒や教育現場の声を無視したもの。県知事の姿勢は問題だ。」と厳しい抗議の声があがっていると紹介。10月30日には抗議の決起集会を開く。

”相談してよかった”  団体交渉で解決【3面】

近鉄筒井駅前での宣伝行動を継続

奈労連労働相談センター
この1年の解決事例

*N水道でメンタル不全で休職

Hさんは長期勤続で辞めたいが退職金の額も不明。

組合に加入し、退職金の規定も明らかになり、団体交渉で解決。

   ---   ---   ---   ---   ---

*M社・納得できない異動、減給かと不安

交渉で異動理由も説明させ、Iさんに減給の不利益にならないことを確認。

   ---   ---   ---   ---   ---

*M製薬解雇相談

病気理由の解雇、Uさんの解雇撤回、会社弁護士と交渉し解決。

   ---   ---   ---   ---   ---

*H社の未払い賃金

Nさん、奈労連より会社の申し入れにより、支払いが行われた。

   ---   ---   ---   ---   ---

*D介護施設でのパワハラ

Sさんの訴えを施設側は認めなかったが、組合加入での交渉により和解合意。

   ---   ---   ---   ---   ---

*T社の解雇

Uさんは就職してまもなく、雇用契約書の手続きを進めようと思っていたが、同僚のパワハラ発言を訴えたら、解雇に。会社との話し合いで和解文書を結び解決。

   ---   ---   ---   ---   ---

*K工務店の契約不履行

交渉の申し入れにより解決。

   ---   ---   ---   ---   ---

*K運送の未払金

Mさんの日報、タコチャートの調査・確認をもとに交渉。未払い賃金を支払いで合意。

   ---   ---   ---   ---   ---

*リサイクル会社・記憶喪失事件

Nさんの会社内事故と思われる事案が理由に退職。

記憶喪失問題を話し合いで解決。未払い賃金の支払いで退職合意。

   ---   ---   ---   ---   ---

*O産婦人科の雇用問題

組合加入で和解、退職金含めて和解合意。

   ---   ---   ---   ---   ---

※いずれも、ホームページ相談コーナーや組合員から奈労連・労働相談センターへの紹介、弁護士や行政相談機関などから奈労連・相談センターがあることを紹介され、面談、組合加入で団体交渉により解決したものの一部です。

5000人を超える原告 【4面】

特別報告をする本田弁護士

第3回「年金裁判を支援する会総会」が10月15日に開かれた。

東京法律事務所の本田伊孝弁護士が「裁判の意義と今後のたたかいを展望する」と題し特別報告。

「社会保障運動で5000人を超える原告がたたかう裁判は歴史的だ」として「来年は結審を迎える重要な年になる」と訴えた。

その他記事一覧

  • やすらぎの道(1面)
  • 「世論を変える」「政治を変える」「労使関係で変える」(2面)
  • しゅんちゃん議長日記 12(2面)
  • 働くものの権利を知ることが大事(2面)
  • 辻忠の健康講座 109(2面)
  • 労働情報(2面)
  • 奈良県知事に160項目の要請書を提出(3面)
  • ランチタイム(3面)
  • 「働き方改革」では、まず勤務間インターバルを(3面)
  • 交流のひろば(4面)
  • グエン・ゴックさんとの懇親・交流会(4面)
  • 町から 村から 職場から(4面)
  • おたのしみプレゼントつきクイズ(4面)
  • 短信(4面)
  • 事務局だより(4面)
  • ダンディ今井の音楽あれこれ(4面)

お知らせ・行事予定

11月の行動予定

1日(木): 過労死シンポ宣伝行動
2日(金): 猟友会裁判
3日(土): 全労働大会
5日(月): 共同センター会議
10日(土)〜11日(日): 近ブロ相談員交流会
14日(水): ディーセントワークデー
16日(金): 過労死シンポジウム
20日(火): 調整会議
奈良学園大学裁判

裁判・労働委員会等

<裁判・労働委員会に支援を>

過去の新聞

ページ先頭へ戻る

奈良労働相談ホットライン フリーダイヤル0120-378-060

奈労連新聞のお申込みはハガキかFAXで!1部100円

困った時にはすぐお電話を!

文字サイズの変更