最新号 6月の奈労連新聞
収入は年金だけ、将来は深い不安のみ 【1面】
年金裁判で原告側の証人全員採用(5月8日・大阪地裁)
5月8日、大阪地裁前で年金裁判報告集会を開いた。
5月8日、大阪地裁で年金裁判第15回裁判が開かれた。今回の裁判では原告側の証人として、学者、労働者、医療関係者の男女11人が証言。年金裁判は全国で闘われているが、このように証人が採用されたのは初めてだという。
奈労連からは、ならコープ労組の橘省二書記長が現役労働者の立場から証言。裁判の尋問に向けて弁護団との打合せ会議や学習会に出席し、「年金裁判の経過」などへの理解を深めて参加。弁護士は証人喚問にあたってテーマを提起した。 労働者の生活実態、厚労省が主張する世代間公平論に対して、橘氏は「非正規労働者が保険料を払えない実態にあること、そして社会保障であるべき年金が削減されたことに対して高齢者が訴えていること、憲法25条を国は守っているのか」と主張し、証言した。
奈良県メーデー祭典(県庁前奈良公園広場・5月1日)
左2人目から、農民組合・森本委員長、日本共産党・かまのさん、市民連合・溝川さん、宮尾弁護士
8時間働いて、まともに暮らせる賃金を 第90回奈良県メーデー万歳(5月1日)
奈労連議長は「いのちと仕事、平和、人権が何よりも尊重される社会にするため、労働者の団結を強め、市民との共同を力に、戦争する国へ憲法を変えようとする安倍内閣を打倒するたたかいをいっそう大きくすすめよう」と主催挨拶。
集会には新社会党県本部、県保険協会などからメッセージが届き、参加は1200人(主催者発表)。
戦争する国づくり反対 国民だましの政治は変えよう 【2面】
第90回奈良県メーデー万歳
奈良学園大学教職組・小野俊郎副委員長。
松本俊一実行委員長による主催者あいさつ。
解雇撤回・公正で実効性のある再審査を - 奈良学園大学争議 -
奈良学園大学教職組 小野俊郎副委員長の訴え
奈良学園大学の学部再編に伴い、所属学部教員全員の転退職を学校法人奈良学園が強要し始めたため、雇用と待遇の保障を求めて奈良学園大学教職員組合が結成された。 不誠実団交が続き、最後まで転退職に応じなかった組合員全員が平成29年3月に解雇・雇止めに。
県労働委員会に申し立てた不当労働行為救済申立では、使用者が雇用する労働者の代表者と団体交渉をすることを正当な理由なく拒んだ(労働組合法第7条第2号違反)として、不当労働行為とされた。 しかし、組合員であることの故をもって解雇・雇止めされ(同条第1号違反)、労働組合の運営を支配介入した結果解雇・雇止めされたこと(第3号違反)については棄却され、不当な決定となっている。
棄却された申立について、同年2月15日に再審査を申し立てている。裁判も同時に進めていく。伊瀬理事長の不当労働行為を厳しく断罪へみなさんの大きな支援をお願いする。
「ベースアップ、休日増と時間短縮を」 要求は切実【3面】
組合員は、それぞれ個人の要求を書いて張り出している。継続して5月13日に交渉。続けて6月にも交渉を行う予定。
団体交渉の会場。西奈良支所16人、田原本支所8人、高田支所9人、桜井支所8人、店舗4人、その他6人が参加。
団体交渉に51人参加
ならコープ労組(松本俊一委員長)は4月15日、春季団体交渉を行い51人の労組員が参加。これまでの最大参加人数となり、要求の切実さを示すものとなった。
交渉課題は、@ベースアップ・定期昇給、A休日と時間短縮の要求、B人事制度の評価、任用問題。
理事会は「今回の任用や異動、内部転換で1人当たりの基本給が平均5500円増加し、これがベースアップにあたる。定期昇給については役割等級1-1、2の職員は昇給している」と回答。 しかし、労組員からは「これはベースアップではない」との意見が出た。また今年度、成績による昇給がないとの回答については、「制度として破綻している」と追求した。
奈労連一般労組のメーデー行進 【4面】
その他記事一覧
- やすらぎの道(1面)
- しゅんちゃん議長日記 18(2面)
- 辻忠の健康講座 115(2面)
- 労働情報(2面)
- 中国見聞(3面)
- ランチタイム(3面)
- 働く者のいのちと健康 4(3面)
- 交流のひろば(4面)
- 2団体が広く会員を募集(4面)
- 町から 村から 職場から(4面)
- おたのしみプレゼントつきクイズ(4面)
- 短信(4面)
- 事務局だより(4面)
- ダンディ今井の音楽あれこれ 81(4面)
お知らせ・行事予定
6月の行動予定
1日(土): | 労働審判員交流会 |
---|---|
7日(金): | 猟友会裁判 春闘共闘常任幹事会 |
8日(土)〜9日(日): | 全国パート非正規交流会 |
9日(日): | 奈良県母親大会 |
10日(月): | 調整会議 |
13日(木): | いの健総会 |
22日(土): | 県社保協総会 |
裁判・労働委員会等
<裁判・労働委員会に支援を>
過去の新聞
- 2019年05月
- 2019年04月
- 2019年03月
- 2019年02月
- 2019年01月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年09月
- 2018年08月
- 2018年07月
- 2018年06月
- 2018年05月
- 2018年04月
- 2018年03月
- 2018年02月
- 2018年01月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年09月
- 2017年08月
- 2017年07月
- 2017年06月
- 2017年05月
- 2017年04月
- 2017年03月
- 2017年02月
- 2017年01月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年09月
- 2016年08月
- 2016年07月
- 2016年06月
- 2016年05月
- 2016年04月
- 2016年03月
- 2016年02月
- 2016年01月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年09月
- 2015年08月
- 2015年07月
- 2015年06月
- 2015年05月
- 2015年04月
- 2015年03月
- 2015年02月
- 2015年01月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年09月
- 2014年08月
- 2014年07月
- 2014年06月
- 2014年05月
- 2014年04月
- 2014年03月
- 2014年02月
- 2014年01月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年09月
- 2013年08月
- 2013年07月
- 2013年06月
- 2013年05月
- 2013年04月
- 2013年03月
- 2013年02月
- 2013年01月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年09月
- 2012年08月
- 2012年07月
- 2012年06月
- 2012年05月
- 2012年04月
- 2012年03月
- 2012年02月
- 2012年01月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年09月
- 2011年08月
- 2011年07月
- 2011年06月
- 2011年05月
- 2011年04月
- 2011年03月
- 2011年02月
- 2011年01月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年09月
- 2010年08月
- 2010年07月
- 2010年06月
- 2010年05月
- 2010年04月
- 2010年03月
- 2010年02月
- 2010年01月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年09月
- 2009年08月
- 2009年07月
- 2009年06月
- 2009年05月
- 2009年04月
- 2009年03月
- 2009年02月
- 2009年01月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年09月
- 2008年08月