いまだに事故収束の兆し見えず【1面】

「3.14原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい」に700人（3月14日・JR奈良駅前広場）

JR奈良駅前広場では、川口真由美さんの熱い歌声が披露された。（3月14日）

「3.14原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい」が開かれ、700人以上の参加があった。
　松本俊一実行委員長（奈労連議長）は「災害直後は現地に駆け付けたが、その後は原発被害を直視しきれていない現実があるのでは」と訴えた。

主張 【1面】

マロン（株）未払い賃金・退職金請求裁判　大阪高裁が会社側の控訴棄却　今後は競売・強制執行へ（3月11日）【2面】

奈労連・一般労組マロン支部27人の退職金・未払い賃金請求事件は、奈良地裁の判決を会社側が不服として控訴していたが、3月11日、原審の判決を維持するとの判決が出された。
　弁護士は、「今後は強制執行の話になっていく。マロンが上告する可能性が全くないわけではないが、既に福男氏（社長）は死亡しており、会社としてそのようなことができる状態にはないように思うので高裁で確定し、今後は競売になる」と話した。

背景に奈労連との協定あり　労災療養でリハビリ中の伊藤さん（奈良市S商会）【3面】

伊藤さんは、過重労働のため腰痛の労災を認定され休職・療養中だ。彼は、格闘技界で海外での世界大会にも出場した経験を持っている「チャンピオン」でもある。
　伊藤組合員は、「労使の確認が力になり、労災の手続きが進められたと思う」という。

職場の悩みは尽きず　奈労連に相談を

奈労連相談センターには、パワハラ問題や長時間過労の相談が増えている。井ノ尾センター長は、「労使の交渉を進められるのは労働組合しかない。ぜひ相談してほしい」と言っている。

21春闘で年度末手当4万円獲得【4面】

ならコープ労組（2月26日）

回答は、�@4万円の年度末手当（理事長は感謝金と表現）、�A年間休日1日増するという内容。組合員（支所職員）は要求を獲得したと喜びのガッツポーズ。

春闘はこれからだ

一方、別案件では4月からの人事配置換え、異動により、給与の手取り額が減収する職員もいて、矛盾が拡大し、怒りの声が起きている。コープ労組は、どの組合員にとっても更なる労働環境の向上のため、団結こそ力と奮闘中だ。

町から　村から　職場からー写真・絵手紙・おたよりを送ってください。【4面】

2月24日、県春闘共闘会議は、21春闘行動日として、奈良県選出の国会議員要請行動を行った。全国一律最賃制の確立、医労連からいのち署名への協力、年金者組合からは75歳以上の医療費負担増に反対する要請などを行った。

3月10日、国際女性デー奈良県集会が行われ、近鉄奈良駅前で5人がリレートーク、45人が参加した。
　奈労連からは、竹末事務局長がコロナ禍の下での女性労働者の実態を報告した。