働き方を見直そう　労働時間と賃金の関係【1面】

夏季労働学校（8月7日、奈良市・ならまちセンター）

恒例の「夏季労働学校」が、阪口雅昭氏（元奈良労働基準監督署長）を講師に開催。阪口さんは「労働時間と賃金の法規制のあらまし」について詳しく説明した。

阪口さんは「法律上労働時間の定義はない。通常は業務命令に基づく業務中ということであるが、実際はあいまいなケースが多い。裁判例をもとに個別に具体的な事案で判断することになる」「労働者は組合と相談し権利をしっかり守ることが大事」と話した。

奈良県最低賃金896円　大阪との格差127円【1面】ー2

審議会へ異議申し立て（8月22日）

8月5日、奈良県最低賃金審議会は、＋30円で896円とすると答申。Aランクの大阪は＋31円で1023円となり、格差が拡大。

奈労連とならコープ労組は8月22日、異議申立書を提出。今回の引上げ額は低い、1日も早く1000円以上への到達、近府県との格差解消、全国どこでも1500円を実現できるように、中小企業への支援策の強化などを申し入れた。

主張 【1面】

核使用許さず、核兵器廃絶を【2面】

原水爆禁止2022年世界大会ヒロシマデー集会 8月6日

8月6日のヒロシマデー集会には、1600人が参加。

8月6日、「核兵器禁止条約に参加する日本をつくろう、核保有国に、核軍備撤廃義務を果たさせよう」を緊急の行動課題としてヒロシマデー集会が開かれた。ロシアのウクライナ攻撃、核兵器使用もありうる極めて緊迫した情勢下での集いとなった。

要求実現へ一歩でも近づける【3面】

ならコープ労組第48回定期大会（7月25日）

松本俊一委員長は「ロシアのウクライナ侵略、地球規模での気候変動、ジェンダー平等、憲法の問題などを考える時、労働組合の役割が今まで以上に重要」と強調。

働きやすい職場つくろう　みんなの声を届ける【3面】ー2

ならコープパート労組定期大会（8月27日）

コープでは、時間給労働者の雇用区分が統合されることになり、パート労組は、新制度に向けての説明会などで労働条件の改善を提案し、アンケートにも取り組んできた。

働きやすい職場づくりのため、みんなの声を理事会へ届け、仲間を増やしていこうと確認した。

安倍元首相の「国葬」実施に抗議し、弔意の強制に反対する【4面】

奈良県教育委員会教育長に緊急要請ー奈教組ー

要請書は「弔意を強制することがあってはならないとし、子どもたちや教職員の弔意が強制されることは、思想・信条の自由を侵し、個人の内心を統制することに他ならない」教育委員会には慎重な対応を強く求め、国葬に伴う教育現場での弔旗の掲揚や黙とうなどを求めることなど行わないよう」強く要請した。

また、各市町村教委に対して、それぞれの教職員組合が申し入れを行った。